まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書が「原理編」にて論文について言っていることをざっくりまとめると以下の通り。
- 論文とは、ある主張(アーギュメント)を提示し、その主張が正しいことを論証する文章である。
- 論文は必ずアーギュメントを持たなければならない。
- アーギュメントは論証を要求する。
- 論文のアーギュメントはアカデミックな価値を持たなければならない。
- アカデミックな価値を持つアーギュメントの条件は、なんらかのアカデミックな会話から派生するか、またはそれとリンクしていることである。
- 論文はアカデミックな会話を更新しなければならない。
上の項目を元に、落合フォーマットの内容をちょっと整理する。

## どんなもの?
(この論文のアーギュメントは何か)
## 先行研究と比べてどこがすごい?
(先行研究のアーギュメントは何か、この論文はそれをどう更新したか)
## 技術や手法のキモは?
(アーギュメントを実現するための方法論的な貢献)
## どうやって有効だと検証した?
(アーギュメントを論証するための方法)
## 議論は?
(この研究の将来性や限界点など)
## 次に読むべき論文は?
(アカデミックな会話の流れを把握することを目的として選定する。この論文と結びつきが強いものと、アーギュメントの価値が十分に高そうなもの。)