読むきっかけ
zettelkasten をちゃんと理解したかったので、とりあえず一冊読もうの気持ちで購入。
感想
概ね期待通り。
この本から読み取った zettelkasten の特徴
- 習慣的にメモを取るような仕組み作りになっている。
- アウトプットに主眼をおいたメモ術である。
- 自分の言葉で書くことを重要視している。
- アイデアベースである。
理論や概念を理解した上で自分の言葉で再構成することで、より深い洞察や新たな視点・結びつきを生み出せる点で良い手法である。一方で、アイデアと対照的な存在であるナレッジの取り扱い方にはあまり言及されていない。社会学者であったルーマンにとっては最良の手法かもしれないが、エンジニアが用いるには少しの工夫が必要そう。